日本一の灯台

高い灯台 出雲日御碕灯台(島根県)43.7M
標高が高い灯台 余部埼灯台(兵庫県)284M
光度が強い灯台 犬吠埼灯台(千葉県)
尻屋埼灯台(青森県)など8灯台、
200万カンデラ

犬吠埼灯台
光達距離が長い灯台 余部埼灯台(兵庫県)約73km
最古の石造り灯台 樫野埼灯台(和歌山県)
1870(明治3)年6月10日点灯
近日公開予定!?
最古の煉瓦造り灯台 菅島灯台(三重県)
1873(明治6)年7月1日点灯
最古のコンクリート造り灯台 鞍埼灯台(宮崎県)
1884(明治17)年8月15日点灯
見たことはあるんだけど
ロケーションが悪くて撮影していない
最古の鉄造り灯台 姫埼灯台(新潟県)
1895(明治28)年12月10日点灯
近日公開予定!?
最北端の灯台 宗谷岬灯台(北海道)
最東端の灯台 納沙布岬灯台(北海道)



「埼」と「崎」

灯台写真館を見てくれた人は気づいたと思うんだけど、灯台の名前が

御前埼灯台(静岡県)、観音埼灯台(神奈川県)、塩屋埼灯台(福島県)というふうに

「つちへん」の「埼」の字になってますよね。あれ間違ってるわけじゃないんです。

地名は「やまへん」の「崎」(御前崎・観音崎・塩屋崎)なのに

灯台の名前(灯台名)は「つちへん」の「埼」の字なんです。

どうしてかっていうと、灯台は船の航路標識、そして船に乗ってる人は海図を使っています、

その海図が、明治時代から「崎」じゃなくて「埼」を使ってるから、

灯台の名前も「**埼灯台」なんだって、知らなかったでしょ、ボクも灯台撮り始めるまでは知りませんでした。

でも、例外もあります、例えば、千葉県の銚子にある「犬吠埼灯台」は、

地名も灯台名も「つちへん」の「埼」だし、

島根県の出雲大社の近く、日御碕にある「出雲日御碕灯台」は、

地名も灯台名も「いしへん」の「碕」なんです。

同じ「ひのみさき」でも和歌山県にある「紀伊日ノ御埼灯台」は「つちへん」の「埼」なんだけどね。

そして、灯台の名前は以外と読み方が難しいことがあります。

例えば、高知県の室戸岬(むろとみさき)にある「室戸岬灯台」は「むろとさきとうだい」と読みます。

北海道・道南の「檜山石崎灯台」、秋田にある「松ケ崎灯台」などなど、

「やまへん」の「崎」を使ってる灯台もあったりするんだよね、う〜ん、難しい...

この秋田の「松ケ崎灯台」、灯台のプレートには「羽後松ケ崎灯台」って書いてあったし、

新潟の「角田岬灯台」のプレート名は「角田埼灯台」だったし、

沖永良部島の「ヤクニヤ埼灯台」、名瀬海上保安本部灯台課は「ヤゴニヤ(矢護仁屋)埼灯台」だと言うし、

うーん、灯台の名前(灯台名)は、なかなか難解なのかもしれない。


光達距離

航路標識の光が到達する最大距離のことです。

どうして航路標識って書いたかというと、灯台の他にも灯標、照射灯、指向灯などの光を発する航路標識があるからなんだ。

この光達距離にも光学的光達距離と地理学的光達距離の2種類があるんだって、

難しいなあ、もっと詳しく知りたい方は専門書を読んでくださいまし。


「高さ」と「灯高」

灯台の「高さ」は、地上から頂部までの高さです。

「灯高」というのは、平均水面上から灯火(光っているところ)の中心までの高さのことです。


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