「わかってるようでよくわかんない」のが「圧縮と解凍」だと思いませんか?
「このファイルは圧縮ファイルだから解凍してからじゃないと使えないよ」って言われても、ちんぷんかんぷん、何なの?それって、そういう人のために、「Windows95/98・圧縮と解凍なるほどなるほど・超ビギナーズ版」のコーナーです。
圧縮と解凍(少しぐらいは)知ってるほうがいいかなと思って(このコーナーを)作りました。
読んでみてください。
例えば、上のイラストはWindows標準装備のお絵描きツール「ペイント」を使って描いたイラストです。
Windows標準装備の「ペイント機能」で描いたものは(拡張子が)BMP(ビットマップ)で保存されるわけです。「***.bmp」っていうふうに、
このイラスト(test.bmp)は、最初「ペイント」で描いてBMPで保存(256色)したときには252KB(キロバイト)ありました。
圧縮ツール(圧縮ファイルが作れる道具)を使って圧縮(拡張子.LZH)すると8KB(キロバイト)になりました。
圧縮するとファイルのサイズが小さくなります。
(豆知識)サイズ
ファイルのサイズ(容量)はB(バイト)で表示します。1024B(バイト)が1KB(キロバイト)です。
これはWindows95の「なんだ?これは?」の画面です
●インターネットメールでファイルが添付されて送られてきた。とりあえずダブルクリックしてみたけど、「ファイルを開くアプリケーションの選択」という(これは、指示されたファイルを扱うアプリケーションが指定されてないから選んでください、というメッセージです。どうすればいいの?とりあえず「キャンセル」ボタンをクリックして閉じてください)というわけわかんない画面が出た。こんな経験、ないですか?
(解凍ソフトがあれば「なんだ、これは?」の画面はでなくなります)
たぶんそのファイルには.lzhとか.zipという拡張子(ファイルの後ろに付いてる名前(3文字のアルファベット)、ファイルの性質や種類を表すために使われています)が付いてませんでしたか?それが「圧縮ファイル」といわれるファイルなんです。
例えば、インターネットメールで画像を添付ファイルにして送る場合、Windows標準装備のお絵描きツール「ペイント」機能を使って描いたイラスト画像をメールに添付して送ろうとすると「ペイント」では拡張子が.bmp(ビットマップって読みます。Windows標準の画像形式、容量が大きい)でしか保存できないわけです。
で、この.bmp画像(確かにきれいなんだけど)容量(サイズ)が大きいからメールの送受信時間がすごく長くなって大変だから拡張子が.lzhとか.zipの圧縮ファイルにしてサイズ(容量)を小さくして送ると時間が短縮できるから速く安く送れるというわけです。
ファイルを圧縮・解凍するツール(道具)のことをアーカイバソフトっていいます。
残念なんだけど、
圧縮・解凍をするためには、圧縮・解凍作業をするためのツール(道具)が必要です。
パソコン雑誌の付録CD-ROMから入手する方法もあるんだけれど、このコーナーでは、インターネットからのダウンロードする(もらってくるって書くとわかりやすいかなあ?意味はちょっと違うけど)方法で書いています。
圧縮・解凍ソフトのセットアップと使い方をできるだけわかりやすく書くつもりです。
この機会に「圧縮と解凍」を是非覚えてください、きっと役立つと思います。
(豆知識)ダウンロード
インターネットやパソコン通信で、相手先のコンピュータからデータファイルを自分のパソコンにコピーすることです。その反対はアップロードと言って自分のパソコンから接続先のコンピュータにデータを送ることです。