姫島灯台
姫島灯台
姫島灯台(ひめしまとうだい)
航路標識番号:5252/国際航路標識番号:M4968/大分県西国東郡姫島/位置:33 43.8N 131 42.0E
高さ:地上~頂部12m・水面~灯火57m/構造:白色 塔形 石造/初点灯:1904(明治37)年3月20日
花崗岩の美しき灯台
 姫島は、国東半島の伊美港からフェリーで20分、瀬戸内海国立公園に属する、東西7km、南北4kmの風光明媚な島です。
灯台は、島の東端にあります。1904(明治37)年3月20日に初点灯しました。
 現在、灯台は全国すべて無人化されていますが、当時の官舎も残っているので歴史の趣が感じられる花崗岩造りの美しい灯台です。
 建設費用は、当時の金額で42360円(現在だと数億円)かかったと説明板に書かれてありました。
 「異国情緒溢れる何て魅力的な空間なんだ」石畳を歩いて灯台の入口に立った時の素直な感想です。
撮ることを忘れ、暫くのあいだ見入ってました。
灯台というより教会のほうが似つかわしい建物です。
 どうして「日本の灯台50選」に選ばれていないのか不思議でなりません。
みんな知らないのかなあ?よし!美しい灯台を美しく撮って、みんなに教えてあげましょう。
(拙著「ニッポン灯台紀行」より抜粋)

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